2017年10月02日

フケ症のチワワさん

こんばんは。

獣医師の鈴木です。

前回の投稿から少し時間が経ってしまいましたね…( ;∀;)

今日は全身の痒みと多量のフケに苦しんでいたチワワさんのご紹介です。
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ところどころ毛がなくなってしまっていて、とても痒そうです…。
僕自身がアトピー持ちなので、痒いことのつらさはよくわかります。

この子はいろいろな検査をして、スキンケアを中心とする治療を行うことになりました。
ただ、非常に痒みが強かったため、痒み止めを飲み薬も併用しました。

一か月後の写真がこちらです。

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だいぶきれいになりましたね!フケもほとんど出ていません。
今は飲み薬もかなり少ない量まで減らせてきています。
この子のようにスキンケアを中心に治療を行う場合、週2回のシャンプーや毎日の保湿などご家庭で行っていただく処置がどうしても多くなってしまいます。そのため、飼い主様にはご負担が大きい治療とも言えます。ですがその分、薬に頼る面が少なくなり、長期的にみればワンちゃんネコちゃんたちにとって望ましい治療になると考えています。

このようなフケ症はチワワさんだけでなく、トイプードルやミニチュアシュナウザー、ダックスフンドの子でもよく見られます。体の内側の異常を反映して出てくるフケもありますので、気になったらお気軽にご相談ください。
posted by 鈴木 隼人 at 21:19| Comment(0) | 日記

2017年09月18日

よくある皮膚病 その1

こんにちは!
本日は日常的によく出会う皮膚病についてお話したいと思います。

こんな状態の皮膚を見たことはありませんか?
円形に皮膚がめくれて、めくれた皮膚の下が赤くなっています。
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これは「膿皮症」と言って、細菌感染によって起こる病気です。
細菌感染といっても特殊な菌が感染を起こすわけではなく、日頃から皮膚の上にいる「常在菌」が過剰に増殖してしまって起こるケースが多いです。
なぜ常にいる菌が増えてしまうかというと様々な原因がありますが、夏場に出やすい子は汗をかくことにより細菌が増えやすい環境が整ってしまうなどが考えられます。

感染症ですから、よくある痒み止め(ステロイド)では治りません。一時的に痒みが改善することはありますが、根本的な解決法は別にあります。
抗生物質の内服や外用剤(塗り薬)、シャンプーでの治療が必要となります。

また、近年人の医療では耐性菌の問題が大きく取り上げられていますが、動物医療においても同様のことが言えます。
ずっと抗生剤を飲んでいるがよくならない…。それは細菌が耐性を獲得し、抗生物質が効かない状態となっている可能性があります。その場合は、しっかりと効く可能性のあるお薬を調べたうえで治療を開始する必要があります。

内服の抗生剤と比較し、外用剤やシャンプーは耐性を獲得しにくいとされていますので、手間はかかりますが、おすすめの治療です。
当院ではこのように一つの病気に対しても多面的に治療プランをご提案いたします。

皮膚を見て、写真と似ているかも…と思われたら、お気軽にご相談ください(*^▽^*)



posted by 鈴木 隼人 at 15:42| Comment(2) | 日記

2017年09月16日

皮膚科診療室とは!!

はじめまして!

獣医師の鈴木です。
りんごの樹動物病院では治りにくい皮膚病の子の診療を担当しています。

これから、こちらのブログで日々の診療でどんな子を治療しているか、
どのようによくなっていくかをご紹介していきたいと思います。

また、日々の診察の中ではどうしてもご説明に時間がかかってしまうような
細かいこともわかりやすく解説していきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします!
posted by 鈴木 隼人 at 15:44| Comment(0) | 日記